社会保険労務士の過去問は何回解けばよいか

4月も半ばになりました。
今年度の試験の申込受付期間は、平成20年4月14日(月)から5月31日(土)まで となっています。申し込み受付期間は長いですが、申し込みを忘れると受験できませんので、早めに申し込みしましょう。

さて、今日は、社会保険労務士試験の勉強方法についてです。

社会保険労務士試験の勉強では、過去問を何回解けばよいのかという質問を受けます。社会保険労務士試験の勉強では、過去問が大切といわれているわけですが、何回ぐらい解けばよいのか、目安がほしいということですね。

何回解けばよいかという質問に対しては、明確な答えを出すことはできません。人によってそれぞれであるとしか言いようがありません。
というのも、過去問を何回解いたかは大して重要ではないからです。

法律の勉強をしていて、ある程度の予備知識がある方でしたら、過去問を2、3回も解けば十分かもしれません。しかし、初めて、法律の勉強をする方は、2、3回解くだけでは、十分とはいえません。何十回も過去問を解かなければならないでしょう。

なぜ、過去問を何回も解かなければならないのかというと、問題を解く練習をするためということは言うまでもありませんが、もうひとつ重要なことがあります。
本試験では、過去問と同じ問題が出てくることはほとんどありません。ならば、過去問を何回も解いても意味ないのではないかと思うかもしれません。
しかし、問題を作成する委員は、過去問を参考にしながら、新しい問題を作成しています。過去問を参考にするということは、過去に出題された論点をちょっとひねって出したり、関連論点を出したりするということです。

ですから、過去問の勉強では・・・

この記事の続きは、社労士・社会保険労務士試験勉強のワンポイント講座で御覧ください。