日商簿記検定と税理士試験の関係

平成20年度（第58回）税理士試験の申し込みの時期が近づいています。
今年度は、受験申込受付開始 平成20年5月20日 受験申込受付締切 平成20年5月30日となっていますので、受験する方は、申し込みに後れないようにしましょう。
これから税理士試験の勉強を始めようと思っている方もいらっしゃると思います。税理士試験の講座を開講している学校でも、今の時期は、来年に向けた講義が開始される時期です。講座を探している方はチェックしておきましょう。

さて、今日は、日商簿記検定と税理士試験の関係についてです。

税理士試験の勉強をする方にとっては、日商簿記検定試験は無視することができません。
まず、法学、経済、会計関係の大学を出ていない方にとっては、税理士試験に合格するためには、まず、日商簿記検定試験１級に合格しなければなりません。

ただ、日商簿記検定１級は、商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算からなる試験で、税理士試験の簿記論や財務諸表論と重なるため、力試しにはちょうどいい試験です。税理士試験の受験資格がある方でも、税理士試験に挑戦する前に、日商簿記検定１級に挑戦するのも良いでしょう。

受験生の間では、税理士試験の簿記論や財務諸表論よりも、日商簿記検定１級のほうが難しいとも言われています。

しかし、日商簿記検定１級は、７０％以上正答できれば、誰でも、合格できる試験であるのに対して、税理士試験は、上位１０％しか合格できない競争試験ですので、一概に日商簿記検定１級のほうが難しいということはできません。

本気で、税理士試験に挑戦する方なら・・・

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