司法書士の仕事では、ミスは許されない

早いもので、5月の半ばになりました。今年の司法書士試験まであと少ししかありません。
平成20年度司法書士試験 筆記試験平成20年7月6日(日曜日)に行われます。
平成20年度司法書士試験の受験申請受付期間 平成20年5月12日〜平成20年5月23日 となっています。
今年の試験を受験する方は、申し込みに遅れないようにしましょう。

今日は、司法書士の仕事についてです。

司法書士試験の勉強をしている方の多くは、司法書士試験に合格した後に、司法書士として独立したいと思っている方が多いと思います。
司法書士の仕事をして行く上で、大切なことはいくつかありますが、もっとも大切なことは、「ミスをしない」ということです。

司法書士が行う不動産登記業務は、一般の方にとっては、一生のうちで手にする財産の中でももっとも高額な財産である不動産に関する業務です。
信用できるところからの仕事の紹介なら、チェックする必要もないでしょうが、そうでないところから、不動産登記の仕事を依頼された場合には、間違いがないようにチェックしなければなりません。
仮装売買、二重譲渡などの基本的な民事トラブルが発生しないようにチェックすることはもちろんですが、総合的に判断して不利益を被る人がいないのかどうかをチェックしなければなりません。法律家としての当然の役割ですね。

そして、いったん、不動産登記業務を引き受けた場合には、預かった権利証等を紛失しないように気をつけることは当然ですが、申請書の作成、提出についても、ミスがないよう、かつ、迅速に処理していかなければなりません。
不動産登記の仕事は、1件あたりの報酬が少ないだけに、数多く業務をこなしていかなければならないわけで、一件の依頼に対して多くの時間をかけていることはできません。
短い時間の中でも、適正な判断をし、ミスのないように申請書類を作成して、提出することになるわけですから、相当の能力が必要になるわけです。

司法書士試験は、難易度の高い試験ですが、司法書士の業務は、それ以上に難易度の高い仕事だということです。

これから、司法書士試験の・・・

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