行政書士試験と司法書士試験の両方を受験するメリット

早いもので、もう5月の半ばになってしまいました。
11月の本試験まで後、半年ちょっととなりましたね。
初めて、勉強する方は、6ヶ月で合格するのは無理なんじゃないかと思うかもしれません。
しかし、講座や通信講座を利用して、みっちりと勉強すれば、6ヶ月間で十分に合格できます。
4月から、勉強をしている方に比べれば、少し出遅れたという感があるかもしれませんが、少し遅れているという危機感があったほうが意外にも勉強がはかどるものです。

今日は、行政書士試験と司法書士試験に合格された方から体験談をいただきましたので紹介します。

資格試験の勉強をしている方は、ひとつの資格だけでなく、複数の資格を取得する場合が多い(ダブルライセンス)わけですが、行政書士司法書士の組み合わせもよい例のひとつです。
名前が書士ということで、似ているからという理由で二つとも受験する方もいらっしゃるようですね。
実務上も、二つの資格を取得しておくことで、商業登記の仕事を中心にやっていく場合は、定款作成(行政書士の仕事)と商業登記申請(司法書士の仕事)の両方を適法に行うことができるというメリットがあります。

(ここから)

私は、法学部で勉強していて、将来は、法律関係の仕事をしたいと思っていました。しかし、弁護士は、争いごとに巻き込まれるというイメージがあったので、私には向いていないなと思い、司法書士行政書士の資格に興味を持ち勉強を始めました。
学生のときは、司法書士試験よりも司法試験の勉強をしている方が多かったです。私のように司法書士試験の勉強をしている方は、少数派でした。

学生のうちは、司法書士試験の勉強をメインにやって、その合間に行政書士試験の勉強をやりました。
民法については、司法書士試験で勉強しましたし、行政法については、大学の講義で勉強しましたので、少しは予備知識がありました。ですから、行政書士試験用のテキストを読んで、知識をまとめるだけで、十分でした。教養科目については、公務員試験用の教材を買ってきてやりました。
行政書士試験は、大学3年のときに合格できました。

司法書士試験はLECの講座で勉強していました。ほかにも、いろいろな学校がありましたが、大学から歩いて通える範囲にある予備校といえば、LECだけでしたので、LECで勉強することにしました。
大学の講義がある日以外は、LECの自習室や大学の図書館で司法書士試験の勉強をしていました。
民法は、司法書士試験用の問題集だけでなく、司法試験用の問題集にも取り掛かりました。司法試験の勉強をしていた友人が譲ってくれたので、せっかくだからと思い、勉強したのです。
物権法については、司法書士試験の問題のほうが難しく感じました。債権法に関してはさすがに、司法試験の問題のほうが難しかったです。
司法試験用の問題集で鍛えたおかげで、民法は得意科目になりました。

大学卒業の翌年に・・・

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