簿記の勉強 簿記上の取引とは
6月になりました。
次回の第120回 日商簿記検定試験は、2008年11月16日(日)受験申し込み期間 9月2日(火)〜10月3日(金)となっています。
さて、今日は、税理士試験と簿記検定試験に合格した方から体験談をいただきましたので紹介します。
簿記検定試験の勉強を始める方は、大抵、経理の仕事で必要だからということで勉強する方が多いと思います。
日商簿記検定2級まで取得できれば、履歴書にも書けますし、経理の知識が十分にあることをアピールできます。
<b>さて、今日は、簿記について簡単におさらいしたいと思います。</b>
簿記とは、経済主体の諸活動を貨幣的または物量的な数値をもって把握し、記録計算を行う技法です。
では、経済主体の諸活動とは何かというと、簡単に言えば、「取引」のことになります。
一般的に取引という用語は、商談で取引が成立したとか、会社と取引するというような使い方をします。
しかし、簿記上の取引の定義は、一般の取引とは若干違います。簿記では、財産の増減に関する活動のみを取引と呼んでいます。
ですから、商談が成立しただけでは、財産が動くわけではありませんので、取引とは言いません。実際に商品が動いたり、お金を支払う段階になって、取引が行われたとするわけです。
また、従業員に給料を支払うことも、一般的な意味では、取引とはいえませんが、簿記の上では、取引が行われているということになります。
面白いことに、例えば、泥棒が入って・・・
この技師の続きは、日商簿記検定試験2級、3級に合格しようでご覧ください。