行政書士試験勉強で、六法書は本当に必要か?

11月の本試験まで後、半年ちょっととなりました。
今の時期は、行政書士試験の勉強を始めるのにちょうどいい時期です。
初めて、勉強する方は、6ヶ月で合格するのは無理なんじゃないかと思うかもしれません。しかし、講座や通信講座を利用して、みっちりと勉強すれば、6ヶ月間で十分に合格できます。

ゴールデンウィークもおわり、本格的に仕事が始まった方も多いと思います。
予定していた勉強をこなせた方もこなせなかった方もいらっしゃると思います。
しかし、行政書士試験の本試験まではまだ時間がたっぷりありますから、十分に勉強する時間はありますから、これから勉強をがんばってください。

さて、今日は、行政書士試験の勉強で、六法書は必要かという話です。

法律の勉強をする際に必ず必要なものとしてあげられるのが六法書です。法律は毎年改正されますから、最新の六法書を常に手元においておかなければなりません。

行政書士試験のように、資格試験の勉強をする際も、テキストで出てきた条文をそのつど、チェックするようにということを予備校の講師の方がいっていると思います。

しかし、本当に、六法書が必要なのかどうかとなると、疑問といわざるを得ません。
というのも、たいていのテキストでは、条文の文言がそのまま出てきますから、いちいち、六法を開かなくても、読めてしまいます。むしろ、いちいち、六法を開いていたのでは、その分、時間がかかりますから、効率も良くないと思います。

最近では、行政書士試験でも、特に、民法の分野で学説や判例が取れることが多くなっています。判例の勉強のためには、判例六法等を利用するのが良いといわれています。
確かに、司法試験の勉強をするのでしたら、判例六法も参照したほうが良いかもしれません。
しかし、行政書士試験の勉強でしたら、判例六法を細かく読んでいような勉強をする必要はないと思います。まだ、テキストに掲載されている論点をしっかりと把握しておくだけでも、十分に合格は可能です。

行政書士試験の勉強は、六法書に慣れるためにするものではなく、行政書士試験に合格するためにするものです。
行政書士試験に合格するためには、六法書は使わなくても合格できますし、どの六法が良いか迷っている暇があったら、とにかく・・・

この記事の続きは、行政書士試験勉強のワンポイント講座で御覧ください。