日商簿記検定に合格したら税理士試験の勉強をしよう

次回の第119回 日商簿記検定試験は、2008年6月8日(日)に行われます。受験申し込み受付は終了しました。
その次の第120回 日商簿記検定試験は、2008年11月16日(日)受験申し込み期間 9月2日(火)〜10月3日(金)となっています。

ゴールデンウィークもおわり、本格的に仕事が始まった方も多いと思います。
予定していた勉強をこなせた方もこなせなかった方もいらっしゃると思います。
第119回 日商簿記検定試験の2008年6月8日(日)まで後もう少しですが、今からでも挽回できますし、その次の11月の試験を受験するチャンスもあります。
これから勉強をがんばってください。

さて、今日は、税理士試験に合格しても開業しない人が多いという話です。

会計関係の資格の勉強をする方は、いろいろな目的で勉強する方が多いと思います。
まず、税理士や公認会計士になって、将来は、独立したいと思っている方もいらっしゃるでしょう。
一方、会社で経理や会計の仕事をするので、日商簿記検定の勉強をする方もいらっしゃると思います。

法律関係の資格の場合は、行政書士から弁護士まで、どの難易度の資格であっても、独立することのできる資格ですから、その資格を取って、独立したいと思っている方が多いのに対して、会計資格の場合は、最低でも、税理士試験に合格しなければ、資格で独立することはできないため、独立を目指す方が少ないという特徴があります。

また、税理士試験に合格しても、独立しないという方も結構いらっしゃるようです。
税理士試験は科目合格制であるため、社会人でも勉強しやすいということが理由のひとつのようです。
会計関係の勉強を始める方は、たいてい、簿記検定の勉強から始めます。
日商簿記検定3級、日商簿記検定2級、日商簿記検定1級と、順に、合格した行くうちに、次は、税理士試験に挑戦しようと思う。
税理士試験も科目合格制ですから、一気に勉強する必要はなく、毎年1科目ずつ合格していっても良いということで、マイペースで勉強を続ける。
そして、そのうち、税理士試験にも合格している。しかし、税理士として独立することを目指していないため、合格してもそのまま、会社で働き続けるというわけです。

もちろん、そう簡単に合格できる方は少ないのが現状です。
本気で、税理士の仕事をしたいと思ったら、短期間で合格できるようにがんばったほうが良いでしょう。
しかし、何も、税理士になることが目標でなくても良いということです。
特に、マイペースで勉強している方は、自己啓発として、税理士試験の勉強をしていらっしゃる方もいるわけです。将来独立するつもりはなくても・・・

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